「ピーナッツ」 夢が欲しい中年達・・正統派?草野球映画
2006年 08月 14日
ピーナッツというと、普段はザ・ピーナッツかスヌーピーやチャーリーブラウンを思い出すのですが(^^)このピーナッツは、ウッチャンこと内村光良監督作品の映画です。
こういったお話です・・。
スポーツライターの秋吉は、仕事に行き詰まり、ふるさとに帰って来ました。かって所属した草野球チーム”ピーナッツ”を題材に何か書こうと考えたのです。
秋吉が居た頃には地方大会でも優勝し、名門だった”ピーナッツ”。しかし、今では当時のメンバーも少なく、メンバー不足で試合もろくに出来ない有り様でした。しかも、地元は大規模再開発の嵐の中、メンバーの中にも、賛成派と反対派が・・。そうした中、秋吉が声をかけた酒屋の相良を中心に”ピーナッツ”は再始動を始めます。そして、その”ピーナッツ”に試合の声をかけてきたのが街の再開発を担うデヴェロッパーの野球チームでした・・。
映画企画の元になったのはテレビ番組「内村プロデュース」だそうです。
この番組のレギュラー陣だった芸人たちを使って映画が出来ないだろうかと、シナリオは最初からあて書き(最初から配役を想定して書かれた)で書かれたそうです。そのせいか、出演者達は危なっかしいところもありながらも適役で、見終わってみると良い味わいを醸し出しています。
助演者たち、特に女優陣はしっかりした演技で、芝居上の破綻を防いでいるし、何といってもこの映画の良さは、野球シーンの”それらしさ”ですね。草野球という点で、多少ヘタ気味のプレイでもOKというのもありますが、実際のところ、これくらいちゃんとした野球シーンのある邦画を観た記憶がありません。まあ、基本的に野球の出てくる映画は”すごく上手い人が野球をやっている”という設定が普通ですから、実際に野球をやる人と演技をする人の分担が別れてしまっていることが多くそのせいで映画が分裂してしまっていることが多いような気がするんですよね。(「野球狂の詩」とか、それ以前・・なんとかしてくれ・・といったのもありますし^^;;)
それが、この映画では”ヘタさも込みで”ちゃんと本人達がやっていますからね。
やはり、真面目にやることは雄弁です。
実は、私は「内村プロデュース」が、大好きで欠かさず見ていたということもありこの映画に対する点数も少し甘いかもしれません。それでも、観て悪い印象の残る映画ではないと思います。
映画としては、基本に忠実な娯楽映画だと思います。そういう意味では、内村光良、さすがは映画学校の出身ですね(^^)。でも、今村昌平の門下生としては、健全すぎといわれるかもしれません・・(^^;)。ただ、そういった素直な健全さが観ている人を素直にさせるんだとも思いますね。
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タイトル 「ピーナッツ」 2005年・ピーナッツ製作委員会
脚本 内村光良 、益子昌一
音楽 ロケットマン 、梅堀淳
撮影 谷川創平
監督 内村光良
出演 内村光良、三村マサカズ、大竹一樹、ゴルゴ松本、レッド吉田、ふかわりょう、佐藤めぐみ
by cariq | 2006-08-14 00:11 | 見る


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